スタッフブログ
“減築リフォーム”とは
オリバー富山本店営業企画 石川です。
今度こそ!?春がやってきた!
ようやく暖かくなってきましたね。しばらくはこの陽気が続くようです^^
今週から富山の桜も一気に咲き出しそうですね。
“減築リフォーム”をするということ
さて。
今月末から皆様のもとへ「春の富山市民リフォーム祭」のDMをお送りいたします。
同封されている「オリバー通信」の制作に私も前号より担当に加えさせていただいております。
そして、新春号よりオリバー不動産コーナーにて連載を始めた「相続のきほん」については、「とても勉強になった」「今後も続けてほしい」といった嬉しいご意見を多数いただきました。ご意見くださった皆様ありがとうございました。
「相続のきほん」シリーズでは、不動産部に寄せられるよくある質問をヒントに、皆さまの知りたい情報をわかりやすく、これからもお伝えしていけたらと思います。
(私自身も全く知らないことばかりで、作成しながら毎回勉強させてもらっています^^)
それに少し関連して、
今回は「減築リフォーム」について少しお話ししてみようと思います。
(私も調べながら書き込みしております。)
ここ最近、富山県内のあちらこちらで空き家が目立つようになってきました。ニュースや新聞などでも空き家問題がよくクローズアップされています。併行して、皆さんご存知のとおり子供の数も減ってきています。今年の高校入試の際も子供の数が激減したことで募集定員が随分と減らされました。間近でこういったことを見聞きすると、いよいよ高齢化社会へ突き進んでいるんだなぁと、実感させられます。
オリバー不動産部でも急遽お亡くなりになった親御さんの実家を売却したいといったご相談を受けたといった話も聞きますし、こういったケースは今後ますます増えてくるのでしょうね。
結婚して子供を持ったとしても、昔は同居率が高かった富山ですら今では別居は当たり前となってきました。
そして、いつの頃からか新築の小さな平屋住宅をよくみかけるようになってきました。
私の近所にも平屋にリフォームされたご夫婦がいらっしゃいます。そのご夫婦はお二人ともまだ60代前半。趣味や旅行にとアクティブなご夫婦です。
訊くと、息子さん、娘さんとも県外に就職、結婚して夫婦二人暮し。子供さんたちはどちらも戻ってくる予定もないため、思い切って2階建から平屋へ減築リフォームしたのだそう。実際、部屋数を減らし平屋にして快適な生活を送っていらっしゃいます。
せっかく建てた家をどうして狭くなるの?と思ってしまいますが、その時その時のライフスタイルで住み分けるなんて実はとても理想的なことかもしれませんね。
「減築リフォーム」で一番感じるメリットは、
とにかく家事の負担が少なくなる!
ことではないでしょうか。そして、
子供さんが巣立った後、夫婦2人の老後生活を住み慣れた家で送ることができること。
動線はそのままに、老後生活にあった仕様に建物を小さくすることで、メンテナンス費用を抑えることができること。
など。
デメリットとしは、
工事期間中の仮住まいが必要になること。
構造上減築できない建物もあるため、耐震対策も含め事前の調査を十分に行う。
足場、解体費用がかかる。
などがあげられます。
大掛かりなリフォームとなると、予算ばかりに目を向けがちですが、減築リフォームを成功させるカギは、ご夫婦のライフスタイルを見つめ直すことなのではないでしょうか。
子どもさんが巣立ち、夫婦2人だけの老後生活。
これから、どう住むのか、新しくなった部屋をどう使うのかなどをご夫婦でじっくり考えることが大切です。
終の住処をどうするのか。。。究極の終活とも言えますね。。。
という私は、まだもうちょっと先の話ですので、偉そうなことは言えませんが^^;。
でもずっ〜と先ではなくほんのちょっと先の話ですので、今から少しずついろいろ勉強していきたいと思います^^
―――――――――――――――――――――――――――――
株式会社オリバー 富山本店
富山市二口町3丁目2-14
HP専用ダイヤル 050-1860-0236
<キッチン・ユニットバス・洗面化粧台・トイレ・給湯器など多数展示中!>
定休日:火・水曜日/営業時間:10:00-18:00
営業企画課 石川 和子
―――――――――――――――――――――――――――――