フッ素塗装について

装研究レポート【外壁編】第３回のテーマは「フッ素塗装について」です。
　今回はフッ素塗料の基本について、また特徴についてお話致します！

フッ素塗料とは？

フッ素塗料とは、成分にフッ素樹脂が配合された塗料をいいます。フッ素樹脂は強い塗膜を形成するため、建物を屋外の過酷な条件から長期間守り、美観を維持する効果を発揮します。フッ素塗料が有する一番の特徴とも言える格段に高い耐久性から、都心部の高層ビルや航空機にも使用されているほどです。一般的な塗料の中では寿命がダントツに長く、その期待耐候年数は15～20 年といわれます。更に、外壁塗装に求められる耐熱性・低汚染性など様々な機能に優れています。価格が高くまだまだ一般化されていないのがデメリットといえますが、長く塗装を持たせたい方も増えていることや何度もメンテナンスを行う必要がないことからも、長期的なトータルコストを考えるとお得なフッ素塗料は今後さらに需要が高まると予想されます。

フッ素塗料が選ばれる理由

1．長期的に考えるとお得！

高い耐久性で一度施工すると、その後のメンテナンスにかかる費用と時間を節約できます！

2．長期に渡り美観を保つ！

親水性塗膜の持つセルフクリーニング効果で雨すじ汚れなどを防止し長期間美観を保ちます！

3．ひび割れにも強いフッ素塗料！

硬く割れやすいフッ素樹脂を独自の樹脂合成技術により、強いだけでなく柔軟な塗膜を実現しました！

フッ素塗料　まとめ

フライパンや歯磨き粉など私たちの生活の中でも「フッ素」という名前をよく耳にします。建築塗料としての「フッ素」はまだまだ使われ始めたばかりです。

一口にフッ素と言っても1液弱溶剤、2液水性のもの、1液水性で低汚染性のものなど多種に渡ります。一つ一つ長所がありますので、施工する地域や環境によって変わります。業者さんの言っている事が分かるようになると良いですね。