施工事例

天井を解体し、新たに木下地（野縁）を組み直しています。電気配線もこの段階で仕込みます。

天井の石膏ボードと、壁の合板貼り、ボードの継ぎ目やビス穴を埋めるパテ処理。この工程でどれだけ平滑な面を作れるかが、クロス（壁紙）を貼った後の仕上がりを大きく左右します。見えなくなる工程こそ、念入りに行っています。

天井下地に、断熱材を隙間なく充填しました。古い日本家屋は「廊下が寒い」のが悩みという声も多いですが、こうして天井裏に断熱層を作ることで、熱の流出を抑え、冬の底冷えや夏の暑さを大幅に和らげることができます。

既存の鴨居や柱の深い色合いはそのままアクセントとして残し、床と建具には明るいナチュラル色の木目を採用。

昔ながらの懐かしい佇まい。玄関周りのタイルが印象的な築40年のお住まいでした。

四山板金を施工。色はダークカラーを選び、既存の瓦屋根が映えるシックな外観に仕上がりました。

特に劣化が進んでいた平屋部分の外壁に対し、既存の壁の上から新しい板金を張るカバー工法を実施します。

使用したのは四山板金。凹凸がはっきりしたデザインで水はけが良く、建物を長く守ります。全面張り替えではなく、必要な部分にコストを集中させた合理的なリフォームです。