施工事例

屋根の亀裂とブロック内部の冷え込みが原因で、天井裏全体に結露が発生していました。

天井材撤去・断熱下地処理の状況 既存の天井ボードを解体し、コンクリート躯体を露出させた状態。

天井材撤去と室内養生の状況 天井解体に伴う落下物から床や設備を守るため、全面に養生シートを敷設して作業を実施。

結露の主原因であったコンクリート躯体に対し、吹付断熱を施工。継ぎ目のないシームレスな断熱層を形成することで、外気温の影響を遮断し、結露の発生を根本から抑制します。

コンクリート面に施工した吹付断熱に加え、天井下地の間へさらに高性能グラスウールを充填。異なる断熱材を組み合わせることで断熱層に厚みを持たせ、結露防止と断熱性能を最大化しています。

二重断熱施工後、ボード張り・クロス貼りを行い、照明器具を新規設置して完工。
結露リスクを取り除いたことで、長期にわたり美観を維持できる天井へと再生しました。